お知らせ News
世界難民移住移動者の日にあたってご挨拶を申し上げます。
2025年09月25日
いつもカトリック東京国際センター(CTIC)の活動を支えてくださりありがとうございます。毎年9月最後の日曜日はカトリック教会において、世界難民移住移動者の日となっています。今年の世界難民移住移動者の日にあたって教皇レオ14世はメッセージの中で教会自身が、天の祖国を目指して旅をする巡礼者であり、移住者や難民の人たちの存在は、教会にそのことを思い起させてくれるとおっしゃっています。しかし、教会は旅をする者としての性格を忘れてしまう誘惑にさらされていると教皇様は警告されます。「教会は『定住』の誘惑に屈し、『旅する国』であることをやめるとき、『世にある』者であることをやめ、『世に属する』者となるのです」(第111回世界難民移住移動者の日教皇メッセージ)。定住への誘惑とは一つの場所に留まるというよりも、これまで通りのやり方に固執したり、活動の安定を最優先に考えてしまうことなのではないでしょうか。移住者の方と日々接しているセンターであっても(と言いますか、そうだからこそ、なのかもしれません)、この誘惑にさらされていることを強く感じます。支援を求めて来所される方々の出身地や事情は日本社会での出来事を反映しつつ変化しています。そして教会、とりわけ東京教区の状況も変化しています。これらを、同じところに同じようにとどまることはできないという神様からの呼びかけとして受け止めなければ、わたしたちは旅する国としての教会の活動たりえないのだと痛感します。逆に信仰者だからこそそこに人の思いを超える神の業に希望を持てるとも言えると思います。
私たち自身が乏しいながらも旅をつづけ、その時その時に色々な方から助けられている者であることを思い起こし、旅する者どうしとして移住者の方々に出合っていくという思いをもって活動を続けたいと思います。
いつも私たちと共にいてくださりありがとうございます。
2025年9月28日
カトリック東京大司教区
カトリック東京国際センター(CTIC)
スタッフ一同