News

クリスマスのご挨拶を申し上げます

2021年12月24日

いつもカトリック東京国際センター(CTIC)の活動を支えてくださりありがとうございます。皆様のおかげで今年も困窮する方々への支援をつづけることができました。本当にたくさんのお米をはじめとする食料支援を教会や修道会また個人の方々からいただきました。定期的にたくさんの支援品を集めてくださる小教区や活動グループの皆様、ご家庭で収穫された野菜をセンターまで持って来て下さった方、食料支援を受けておられる人々の役に立ちそうな物をご夫婦で買いそろえて待ってきてくださる方、また献金を送ってくださる方、実に様々な方々が様々な仕方でCTICを助けてくださいました。今、そうした皆様のお一人お一人に直接お会いしてお礼を申し上げたい気持ちです。

私たちはご支援のお願いをするお手紙には、こちらから頂きに伺うこともできますと必ず書き添えるようにしています。それは決して送料を節約して頂きたいためばかりではありません。むしろ私たちの活動から人間の顔をなくしてしてしまわないためです。お米1袋、ゴーヤ1本にしてもそれが支援を必要とする人のためにCTICに用意されるものについては、必ずその後ろに、困っている誰かのためにという思いで動いてくれた人の存在と思いがある。そのことを私たちが忘れてしまって、献金何百万円集まりました、お米何トン集まりましたとだけ言い始めたら、もはや教会の活動とは呼べない血の通わないものになってしまう気がします。それに、直接お会いした時には今どういう方々が支援を受取りに来られているかなど最新の活動傾向をこちらからお話しもできますし。来年も食料支援へのご協力をお願いする状況は続くと思われます。今後ともどうぞよろしくおねがいします。そして、皆様の方でご面倒でなければ出来るかぎり伺いたいと希望しておりますので、どうぞお声かけください。

今年は妊娠した方や小さな子どもたちのいる方たちのお手伝いをする機会が何組かありました。幼子の顔でこの世に来られた救い主が私たちの心を照らし、生まれてくる子どもたちにとって「場所がなかった」(ルカ2:7)という社会のままではありませんように。

すべての方に感謝いたします。皆様の上に神様の祝福がありますように。

感謝のうちに

カトリック東京国際センター スタッフ一同